ログライター(LGWR)は、OracleのREDOログバッファを管理します。データベースバッファを変更するタスクを切り離すことによって、分散した使用済バッファのディスクへの書込み、およびREDOのディスクへの高速順次書込みの処理で、データベースのパフォーマンスが向上します。ログライターは、「ユーザーがトランザクションをコミットしたとき」・「オンラインREDOログ・スイッチが発生したとき」などにREDOログバッファのエントリをREDOログファイルに書き込みます。Oracle Databaseは、コミットされたトランザクションのパフォーマンスを向上させるために、高速コミットメカニズムを使用します。ユーザーがCOMMIT文を発行すると、トランザクションにシステム変更番号(SCN)が割り当てられます。LGWRはREDOログバッファ内にコミットレコードを入れ、コミットSCNおよびトランザクションのREDOエントリとともにそれを即時にディスクに書き込みます。
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