データベースバッファキャッシュは、アクセスされたデータファイル内にあるデータをいったんメモリ上に展開し、保持しておくメモリ領域です。アクセスするデータがデータベースバッファキャッシュにあれば、データファイルにアクセスせずにメモリ上のデータで応答を返します。これにより再利用される可能性が高いアクセスに対しディスクI/Oを削減し、サーバ処理負荷を減らしパフォーマンスを向上させています。割り当てメモリサイズが大きいほどユーザーデータをメモリ上に保持できるのでいくらでも増やしたいところですが、メモリには上限があり、OSやOracleのバックグラウンドプロセスなどメモリ上に展開されるプロセスにも影響を与えるので、最適なサイズを割り当てる設計が必要です。
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