インスタンスリカバリは、オンラインREDOログ内のレコードをデータファイルに適用し、最新のチェックポイントの後に行われた変更を再構築するプロセスです。障害等により前回一貫性のない状態で停止されたデータベースを再オープンする際に、インスタンスリカバリが自動的に実行されます。このようにしてOracleDatabaseは、インスタンス障害後にデータベースが一貫性のある状態になることを保証します。またRAC(Real Application Clusters)構成において、一部のインスタンスに障害が発生したときに生存中の別のインスタンスから障害の発生したオンラインREDOログファイルを使用して回復処理を行なうリカバリもインスタンスリカバリになります。
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