制御ファイルのトレース作成
問題: 次のコマンドについて正しい説明をすべて選びなさい
SQL > ALTER DATABASE BACKUP CONTROLFILE TO TRACE; |
a. CTEATE CONTROL FILE文が含まれる
b. BACKGROUND_DUMP_DESTパラメータで指定されたディレクトリに作成する
c. USER_DUMP_DESTパラメータで指定されたディレクトリに作成される
d. 制御ファイルのバイナリイメージのコピー
e. CREATE DATABASE文が含まれる
解答:[ a,c ]
制御ファイルは、RecoveryManager(RMAN)を使用してバックアップした時は、現在使用されている制御ファイルをそのままバックアップします。障害対策としては、バックアップではなく制御ファイルの再作成スクリプトを用意しておくことも重要です。以下に制御ファイルを再作成スクリプトをトレースするコマンドを示します。
SQL > ALTER DATABASE BACKUP CONTROLFILE TO TRACE; |
このコマンドの結果はUSER_DUMP_DEST初期化パラメータで指定したディレクトリに格納されます。
上記のコマンドを実行するタイミングとしては、制御ファイルには表領域名、データファイル名、REDOログファイル名なのでデータベース構成情報がすべて含まれているため、最新のデータベース情報を保持しておくためには、「表領域の追加、削除」、「データファイル追加、削除、改名」、「REDOログファイルの追加、削除、改名」の操作が実施されたあとに実行するのがよい。また表や索引情報は制御ファイルに保持されません。
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