Statspackスナップショット削除

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Statspackスナップショット削除


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Statspackスナップショット削除



本項では、STATSPACK のスナップショット削除手順をを紹介します。

環境に依存しますがスナップショット取得レベル5(デフォルト)での1回のスナップショットサイズはおおよそ数十KB〜数百KBとなります。定期的に取得していると数十KBが蓄積され、ディスクを圧迫してしまう危険性があります。そこで手動削除もしくは自動削除ジョブによる定期的なスナップショット削除が大切になります。

Statspackのスナップショット削除方法として、以下の3つがあります。

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 @ 全削除

 A 期間を指定した削除

 B 管理IDを指定した削除


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以下に3つのスナップショット削除コマンドを紹介します。

< @ 全削除手順 >
SQL> @$ORACLE_HOME/rdbms/admin/sptrunc.sql
※すべてのスナップショットを削除する際は、「sptrunc.sql」を実行します。TRUCATE 文が内部的に実行されるため高速に全データを削除できCOMMITは不要です。領域(エクステント)は解放されます。実行時のログとしてカレントディレクトリに sptrunc.lis が生成されます。


< A 期間を指定した削除手順 >
SQL> execute statspack.purge(7);
※期間を指定したスナップショット削除は、「statspack.purge」ストアドプロシーアを実行します。上記の例では、1週間(7日)は削除せずに残して、それ以前のスナップショットを削除します。


< B 管理IDを指定した削除手順 >
SQL> @$ORACLE_HOME/rdbms/admin/sppurge.sql
※すべてのスナップショットを削除する際は、「sppurge.sql」を実行します。スナップショットの開始IDと終了IDを指定してその間のデータが削除されます。内部的に DELETE が行われているため、削除後に COMMIT を実行する必要があります。また領域(エクステント)は解放されず、残った領域は再利用可能な領域となります。





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