Oracle起動停止手順

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Oracle起動停止手順


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本項では、「Oracle Database」、「リスナー」、「EnterpriseManager」の起動と停止手順について記載します。


以下に、シングル構成時のDatabase・リスナー・EnterpriseManager起動と停止手順(@〜E)とRAC構成時のRAC起動と停止手順(F、G)を紹介しております。


    @-OracleDatabase起動

    A-OracleDatabase停止

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    B-Oracleリスナー起動

    C-Oracleリスナー停止

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    D-Oracle Enterprise Manager起動

    E-Oracle Enterprise Manager停止

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    F-OracleRAC起動

    G-OracleRAC停止




メンテナンス等で起動や停止が必要になった際は、Oracleの起動状態や停止オプションを正しく理解した上で実行しないと想定した結果が得られない可能性があるので、気をつけましょう。それくらいOracle Databaseの構造は複雑になっています。

〜オラクルの起動状態について〜

以下のように、Oracleの起動状態には4つあります。


以下に各状態移行時にOracle内部動作を記載します。

  SHUTDOWN⇒NOMOUNT
⇒環境変数「ORACLE_HOME」と「ORACLE_SID」を元に初期化パラメータファイルを読み込み共有メモリを確保し、バックグラウンドプロセスを生成します。

  NOMOUNT⇒MOUNT
⇒初期化パラメータに記述されている制御ファイルのパスを使用して、制御ファイルを開いて中身を読み込みREDOログファイルやデータファイルの位置をOracleが把握します。

  MOUNT⇒OPEN
⇒データファイルの簡単なチェックし、問題なければデータベースへのアクセスが可能な状態となります。




〜停止オプションについて〜

Oracle Databaseを停止するコマンドである「shutdown」オプションには以下があります。





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