OracleDatabase停止
本項では、シングル構成のOracleDatabase停止手順を紹介します。
※起動手順は、「OracleDatabase起動」を参照
シングル構成のOracleDatabase停止方法には、dbshutコマンドやOracle EnterpriseManagerからWEBベースでの制御も可能ですが、ここではSQL*Plusを使ってOracleデータベースを停止する手順を紹介します。
※OS環境により多少の手順の違いはあります。
※上記は、SQL*Plusを使用した場合にデータベースを停止するコマンド「shutdown」コマンドのオプションになります。停止する際の状況に応じたオプションを選択します。
1.環境変数「ORACLE_SID」を確認する。
【確認ポイント】:今から起動するデータベースのインスタンス名が表示されることを確認する。
2.データベースへ接続する。
$sqlplus /nolog
SQL> ツconnect sys/****** as sysdba
接続されました。
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3.データベースを停止する。
SQL> ツshutdown immediate
データベースがクローズされました。
データベースがディスマウントされました。
ORACLEインスタンスがシャットダウンされました。
SQL>
|
※「shutdown immediate」は、データベースを即時停止する際に使用します。IMMEDIATEオプションは、現在データベースに接続しているユーザーが切断されるのを待機せず、直ちにデータベースは停止します。アクティブなトランザクションは暗黙的にロールバックされ、接続中のユーザーはすべて切断されます。ロールバックされているため、次にデータベースを起動する際、インスタンス・リカバリの手順は必要ありません。
以下に、シングル構成時のDatabase・リスナー・EnterpriseManager起動と停止手順(@〜E)とRAC構成時のRAC起動と停止手順(F、G)を紹介しております。
@-OracleDatabase起動
A-OracleDatabase停止
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B-Oracleリスナー起動
C-Oracleリスナー停止
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D-Oracle Enterprise Manager起動
E-Oracle Enterprise Manager停止
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F-OracleRAC起動
G-OracleRAC停止
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