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本項では、初期化パラメータ「UTL_FILE_DIR」を変更する手順を紹介します。
LogMinerによるアーカイブログ解析を行う際は、PL/SQLパッケージDBMS_LOGMNRを用います。UTL_FILE_DIRにより、PL/SQLによるファイルI/Oに使用するディレクトリを1つ以上指定できます。複数のディレクトリを指定する場合、初期化パラメータファイルの別々の行で各ディレクトリに対するUTL_FILE_DIRパラメータを繰り返す必要があります。このパラメータで指定したすべてのファイルは、すべてのユーザーが読取りまたは書込みできます。そのため、このパラメータで指定されたディレクトリ内の情報は、すべてのPL/SQLユーザーの信頼性が確認されている必要があります。
1) UTL_FILE_DIR確認
SQL> show parameter utl_file_dir
NAME TYPE VALUE
--------- ----------- ------------------------------
utl_file_dir string
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※初期化パラメータが設定されていないことを確認する。
2) UTL_FILE_DIR変更
SQL> alter system set utl_file_dir='/tmp/archivelog_trace20121221/' scope=spfile;
システムが変更されました。
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3) 変更後のUTL_FILE_DIR確認
SQL> show parameter utl_file_dir
NAME TYPE VALUE
--------- ----------- ------------------------------
utl_file_dir string /tmp/archivelog_trace20121221/
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※初期化パラメータに/tmp/archivelog_trace20121221/が設定されていることを確認する。
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