Oracleジョブの監視

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Oracleジョブの監視


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Oracleジョブの監視


本項では、Oracle Schedulerジョブの監視について説明します。


ジョブの実行、状態変化および失敗について、ジョブ・ログ内の情報を表示できます。ジョブ・ログには、ローカル・ジョブとリモート・ジョブの両方の結果が示されます。ジョブ・ログは、次の2つのデータ・ディクショナリ・ビューとして実装されます。

*_SCHEDULER_JOB_LOG
*_SCHEDULER_JOB_RUN_DETAILS


スケジューラは、有効なロギングレベルに応じて、ジョブの実行時、作成時、削除時、有効化時などにジョブ・ログ・エントリを作成できます。繰返しスケジュールが設定されたジョブの場合、スケジューラではジョブ・ログに複数のエントリが作成されます。各ログ・エントリは、ジョブの完了ステータスなど、特定の実行に関する情報を提供します。

ジョブまたはジョブクラスの「logging_level」属性(ロギングレベル)を設定することによって、ジョブログに情報を書き込む頻度を制御できます以下に「logging_level」に指定可能な値を示します。

ロギングレベル 説明
DBMS_SCHEDULER.LOGGING_OFF ロギングは実行されません。

DBMS_SCHEDULER.LOGGING_FAILED_RUNS ジョブが失敗した場合にのみログ・エントリが作成されます。

DBMS_SCHEDULER.LOGGING_RUNS ジョブが実行されるたびにログ・エントリが作成されます。

DBMS_SCHEDULER.LOGGING_FULL ジョブが実行されるたびに、および作成、有効化、無効化、更新(SET_ATTRIBUTEを使用)、停止および削除など、ジョブに対して実行された操作ごとに、ログ・エントリが作成されます。



ジョブログの確認方法
SQL> SELECT job_name, job_class, operation, status FROM USER_SCHEDULER_JOB_LOG;

JOB_NAME JOB_CLASS OPERATION STATUS
---------------- -------------------- --------------- ----------
JOB1 CLASS1 RUN SUCCEEDED




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