    
SQL単一行関数（一般関数）
本項では、SQL単一行関数のなかの、一般関数を紹介しております。一般関数とはどのデータ型でも使用できる関数をいいます。NVL、NVL2、NULLIFおよびCOALESCEなどがあります。
①NVL関数
説明： NVL(式、値)・・・・式の値がNULLの場合、値を戻す。式の値がNULL以外の場合は式を戻す。
使用例）SALにNULL値である場合0に変換して戻す。
SQL> SELECT * FROM TEST2;
NUM NAME SAL
------ ------------- ----------
10 AAA 100000
20 BBB 200000
30 CCC 300000
40 DDD
SQL> SELECT NUM,NAME,NVL(SAL,0) FROM TEST2;
NUM NAME NVL（SAL,0）
------ ------------- ----------
10 AAA 100000
20 BBB 200000
30 CCC 300000
40 DDD 0
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②NVL2関数
説明： NVL2(式、値１、値２)・・・・式の値がNULLの場合、値２を戻す。式の値がNULL以外の場合は値１を戻す。
使用例）SALにNULL値である場合「ヌル」を戻し、NULL値以外の場合は「以外」を戻す。
SQL> SELECT NUM,NAME,NVL2(SAL,'以外','ヌル') FROM TEST2;
NUM NAME NVL2(SAL,'以外','ヌル')
------ ------------- ----------
10 AAA 以外
20 BBB 以外
30 CCC 以外
40 DDD ヌル
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③NULLIF関数
説明： NULLIF（式１、式２)・・・・式１と式２を比較して等しい場合はNULLを戻し、等しくない場合は式１を戻す
④COALESCE関数
説明： COALESCE（式１、式２・・・式n)・・・・式１から式nまでの式の中で最初でNULLでない式を戻す。
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