シノニム(SYNONYM)の作成

実践オラクルデータベース構築・運用

オラクルデータベース構築オラクルデータベース運用SQL書式PL/SQL書式Oracle Master試験

TOP SQL書式

索引(INDEX)作成と管理


スポンサードリンク
スポンサードリンク


シノニム(SYNONYM)の作成



1. シノニム(SYNONYM)とは

表やビューは、所有者のもとに作成されます。他人のオブジェクトにアクセスするためには「スキーマ名.オブジェクト名」でアクセスする必要があります。もちろんアクセスが許可されていないとオブジェクトへはアクセスできません。「スキーマ名.オブジェクト名」でアクセスする場合は所有者名が公開されセキュリティ面で適切でない場合があります。

Oracleは、この問題を解決するためにシノニムをサポートしています。シノニムはオブジェクトの別名として作成されます。シノニムには作成者だけが使用できる【プライベートシノニム】とすべてのユーザが使用できる【パブリックシノニム】に分類できます。デフォルトではプライベートシノニムとして作成されます。


2. シノニム作成(CREATE SYNONYM)

シノニムの作成には「CREATE SYNONYM」コマンドを使用します。
SQL> CREATE SYNONYM TEST1_SYNONYM
2 FOR TEST1;

シノニムが作成されました。

※「CREATE PUBLIC SYNONYM」コマンドにてパブリックシノニムを作成する場合は、システム権限で実行する必要があります。またシノニムのオブジェクトへは適切な権限が付与されていないとアクセスできないので注意が必要です。


スポンサードリンク

リンク集 / 免責事項サイトマップ問い合わせ
Copyright (C) 2012  実践オラクルデータベース構築・運用  All rights reserved