SQLグループ関数

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SQLグループ関数


本項では、平均や合計など行のまとまりごとに情報を算出するグループ関数について解説します。またグループ関数の他に行をグループ化する方法やグループ化された行に対する処理方法について解説します。

@AVG関数
説明: AVG(n)・・・・nの平均値を戻します。NULLの行は対象外となります。

ACOUNT関数
説明: COUNT(式)・・・・式がNULLでない行数を戻します。*(アスタリスク)を指定すると重複値およびNULL値を含め行数を戻します。

BMAX関数
説明: MAX(式)・・・・式の最大値を戻します。

CMIN関数
説明: MIN(式)・・・・式の最小値を戻します。

DSUM関数
説明: SUM(n)・・・・nの合計値を戻します。NULLは無視されます。

※AVG、SUM、STDDEV(標準偏差を求める関数)、VARIANCE(分散を求める関数)は引数として数値型のみ指定可能です。それに対してMAX、MIN関数は、CHAR、VARCHAR2、DATE、NUMBER型が指定可能です。

※グループ関数は第2レベルまでネスト(入れ子)が可能です。

※SELECT句、HAVING句、ORDER BY句には、GROUP BY句で使用した列またはグループ関数を使用することができる。

使用例)グループ関数の使用例
SQL> SELECT * FROM TEST2;

NUM  NAME   SAL
----  -------- ----------
10    AAA    100000
20    BBB    200000
30    CCC    300000
40    DDD

SQL> SELECT AVG(SAL) FROM TEST2;

AVG(SAL)
----------
200000

SQL> SELECT COUNT(SAL),COUNT(*) FROM TEST2;

COUNT(SAL)  COUNT(*)
----------  ----------
3          4

SQL> SELECT SUM(SAL) FROM TEST2;

SUM(SAL)
----------
600000






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