<Oracleデータベーススキーマオブジェクトのネーミングルール>
(1)名前は、1から30バイトの長さで指定する必要があります。
ただし、次の2つは例外です。
・データベースの名前は、8バイトまでに制限されています。
・データベース・リンクの名前は、128バイトまで指定できます。
(2)非引用識別子にOracle SQLの予約語は使用できません。
引用識別子には、予約語を使用できますが、お薦めしません。名前は、データベース・オブジェクトにアクセスするために使用するOracle製品固有のその他の予約語によって、さらに制限されることもあります。
(3)非引用識別子は、データベース・キャラクタ・セットのアルファベット文字で開始する必要があります。
引用識別子の開始文字には、任意の文字を使用できます。
(4)非引用識別子には、データベース・キャラクタ・セットの英数字、アンダースコア(_)、ドル記号($)およびシャープ記号(#)のみ含めることができます。
データベース・リンクの名前には、ピリオド(.)とアットマーク(@)を含めることもできます。非引用識別子では、$と#はできるだけ使用しないでください。
(5)ネームスペース内では、2つのオブジェクトに同じ名前を付けることはできません。
次のスキーマ・オブジェクトは、1つのネームスペースを共有します。
・表
・ビュー
・順序
・プライベート・シノニム
・スタンドアロン・プロシージャ
・スタンドアロン・ストアド・ファンクション
・パッケージ
・マテリアライズド・ビュー
・ユーザー定義型
※上記は代表的なネーミングルールを紹介しておりますが、Oracleはバージョンや製品固有のネーミングルールも存在するので、設計段階では必ず確認するようにしましょう。
|