Oracleジョブのネーミングルール

実践オラクルデータベース構築・運用

オラクルデータベース構築オラクルデータベース運用SQL書式PL/SQL書式Oracle Master試験

TOP オラクルデータベース運用 Oracleジョブ管理

Oracleジョブのネーミングルール


スポンサードリンク



Oracleジョブのネーミングルール


本項では、Oracleジョブのネーミングルールについて解説します。


Oracle Schedulerは、一連のスケジューラ・オブジェクトを作成および管理することにより操作します。各スケジューラ・オブジェクトは、[schema.]nameの形式の完全なデータベーススキーマオブジェクトです。スケジューラ・オブジェクトは、データベース・オブジェクトの命名規則に正確に従い、他のデータベース・オブジェクトとSQLネームスペースを共有します。

SQLの命名規則に従ってDBMS_SCHEDULERパッケージのスケジューラ・オブジェクトに名前を付けます。デフォルトでは、引用識別子(二重引用符で囲む)でないかぎり、スケジューラ・オブジェクトの名前は大文字になります。たとえば、ジョブを作成する際に、job_name => 'my_job'はjob_name => 'My_Job'およびjob_name => 'MY_JOB'と同じですが、job_name => '"my_job"'とは異なります。スケジューラ・オブジェクト名のカンマ区切リストがDBMS_SCHEDULERパッケージ内で使用される場合も、これらの命名規則に従います。


<Oracleデータベーススキーマオブジェクトのネーミングルール>


(1)名前は、1から30バイトの長さで指定する必要があります。
 ただし、次の2つは例外です。
    ・データベースの名前は、8バイトまでに制限されています。
    ・データベース・リンクの名前は、128バイトまで指定できます。


(2)非引用識別子にOracle SQLの予約語は使用できません。
引用識別子には、予約語を使用できますが、お薦めしません。名前は、データベース・オブジェクトにアクセスするために使用するOracle製品固有のその他の予約語によって、さらに制限されることもあります。

(3)非引用識別子は、データベース・キャラクタ・セットのアルファベット文字で開始する必要があります。
引用識別子の開始文字には、任意の文字を使用できます。

(4)非引用識別子には、データベース・キャラクタ・セットの英数字、アンダースコア(_)、ドル記号($)およびシャープ記号(#)のみ含めることができます。
データベース・リンクの名前には、ピリオド(.)とアットマーク(@)を含めることもできます。非引用識別子では、$と#はできるだけ使用しないでください。

(5)ネームスペース内では、2つのオブジェクトに同じ名前を付けることはできません。
次のスキーマ・オブジェクトは、1つのネームスペースを共有します。
・表
・ビュー
・順序
・プライベート・シノニム
・スタンドアロン・プロシージャ
・スタンドアロン・ストアド・ファンクション
・パッケージ
・マテリアライズド・ビュー
・ユーザー定義型


※上記は代表的なネーミングルールを紹介しておりますが、Oracleはバージョンや製品固有のネーミングルールも存在するので、設計段階では必ず確認するようにしましょう。



スポンサードリンク



    ◎-Oracleジョブのネーミングルール

    ◎-Oracleジョブ作成前準備(プログラム作成)

    ◎-Oracleジョブ作成前準備(スケジュール作成)

    ◎-Oracleジョブ作成

    ◎-Oracleジョブ変更

    ◎-Oracleジョブ停止

    ◎-Oracleジョブ削除

    ◎-Oracleジョブ無効化・有効化

    ◎-イベントを使用したOracleジョブの開始

    ◎-Oracleジョブチェーン作成

    ◎-Oracleジョブの優先度付け

    ◎-Oracleジョブの監視



スポンサードリンク

リンク集 / 免責事項サイトマップ問い合わせ
Copyright (C) 2012  実践オラクルデータベース構築・運用  All rights reserved